おりおりの歳時記

年中行事には、先祖たちが守り伝えた「祈り」の姿があります。
先祖祭りはすなわち神道の祭りであります。
 神霊の宿るしるしとして、門松・桃の花・菖蒲(しょうぶ)・鯉のぼり・七夕の竹飾りなどがあります。また、食べ物が供えられ、みんなで分け合って食べます。すなわち神人共食(しんじんきょうしょく)であり、直会(なおらい・・・お供えしたものをお下げして頂いた物)であります。
 先祖祭りは、豊作を祈り感謝する祭りであり、先祖も穀物も私たちにとって生命の親であります。
 季節の折目折目に、私たちはこうした行事をして、日々の生活が豊かであることを祈り、感謝してきました。ご先祖はその度ごとに私たちのところに訪れ、常に私たちを見守って下さります。お祭りを盛にすることにより、人々の和を作ります。お祭りの心を子から孫へと伝えて行きたい。それが、将来に日本の伝統を伝えて行くための我々の務めであると思います。
8日 針歳暮(はりせいぼ)
  農事納め、正月事始め。(2月8日)正月事納め、農事始め。
 
22日頃 冬至(とうじ)
  昼が短く、夜が長い。地球が太陽の熱を吸収して、暖まるのに45日くらいかかる。それが立春の頃となる。
 
23日 天皇誕生日
陛下は昭和8年12月23日生まれ。
 
30日 煤払い(すすはらい)
大掃除。年神様(お正月)を迎えるため。
 
31日 年越の大祓(としこしのおおはらえ)
1年間の罪・穢れをはらう。
 
31日 年越しそば
延命長寿。江戸時代にそばだんごで金粉を集めたことから、そばは金を集めるので、商売繁盛を願ったもの。
 
31日 除夜際
 
 
 

1日 お正月・初詣
  正月飾り(門松・しめ飾り・鏡もち)は、年神様を迎えるためのもの。
年神様とは、新しい年の穀物の実りを約束してくれる神様であり、私たちの生命を与えてくれる神様であり、いつも私たちを見守っていてくれるご先祖であります。
お年玉は、生命力(魂)の更新であり、ご先祖様の霊を分けいただき、受けついでゆくものとして、家長から一族に与えられたもの。
おせち料理は、忌みごもりのための保存食であり、年神様へのお供えであった。
火も改めた。(京都・八坂神社のおけら参り)
おとそは、延命長寿の薬用酒。
雑煮・七草がゆは、年神様にお供えをしたものを、お下げしていただいたもの(直会(なおらい))
 
11日 鏡開き
  お鏡餅は、年神様の依り代(よりしろ)でもあるので、刃物を使わずに手で割って食べる。神人共食・直会。
 
左義長(さぎちょう)
松納め。正月に迎えた年神様が帰って行く。小正月の前夜に、古いおふだ・御守り・縁起物・書き初めなどをお焚きあげする。
 
成人式
年令を数え年で数え、正月でひとつ年をとって満月となる小正月に祝う。
 
25日 初天神(はつてんじん)
菅原道真公の命日(2月25日)である毎月25日は天神様の縁日である。
 
 
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